続・宮舘涼太がハンさんになった日~康二との化学反応編~

こんばんは。

スノに沼落ちして7か月目、新米スノ担の"みこ"と申します。

 

令和2年11月20日(金)に放送された金スマ2時間スペシャル、舘様がハンさんになるくだりが素晴らしすぎて、衝動的にはじめてのブログを開設しました。

そんな私のデビュー記事がこちら。↓

arssnowman.hatenadiary.com

 

公開してみたはものの、特にこれといった拡散力も持っていないので誰の目にも触れることはないだろうと思っていたのですが、意外と色んな方が見てくれたようで。

 

私自身も書いてみてすごく楽しかったので、今回は康二くんの活躍についても、書き残していきたいと思います。

 

よろしければ、見ていってくださいな。

 

 

あの男のスイッチが入った瞬間

 

 

それは番組中盤の、「尊敬する先輩ジャニーズの名前を挙げていく」くだりのこと。

 

シンキングタイム中に中居君が色んな大先輩の名前を挙げてボケの伏線にしていましたが、その流れに乗っかることなく、雑誌等でも話しているいつもの先輩の名前を出したスノの9人。(真面目)

 

まあ普段絡みがある先輩ならまだしも、絡みがないほどの大先輩をネタにするっていうのも難しいところで…。結果的に特に掘り下げられることなくスルーされてしまいました(笑)

 

SMAPというグループについては、イチ視聴者として昔やってた冠番組を茶の間から眺めていたくらいの浅はかな知識しかない私ですが。中居君は「ちょっとハラっとさせるような尖った言動で周りにつっかかっていく」芸風の印象が強かったので、中居君と絡むにはSnowManはいい子すぎるなあ、とその瞬間思いました。

 

うたばんの大野くんと中居君の下克上コントのイメージです(笑)

 

現に、「もっとなんだよこれ!って言いたい」「もっと中途半端な人が欲しかった」とか、「俺はイライラさせてほしい」とかっていうヒントをいっぱいくれた中居パイセン。

 

はじめて共演する先輩とどう絡んでいけばいいのか、模索しながら収録に臨んでいたはずのスノ9人。ここで誰かが中居君のターゲットにならなければならない、と、バラエティ力に長けたこの男は、ちゃんと気づきました。

 

そう、我らが絶大なる信頼を置く、お笑いセンスある~マン・向井康二です。(ドヤ顔)

 

もしかしたら編集で切られていただけかもしれないけれども、メンバーのボケにも特に目立ったツッコミもせず、いつものすのチューブなんかと比較すると大人しすぎるくらいナリを潜めていた彼ですが、ここでスイッチ入ったんじゃないかな、と、勝手に想像しています。

 
ただただ向井康二がすごいって話を長々と

 

 

ここからの向井康二は、もうすっごい。

すっごいゴイゴイゴイゴイ(キャンセル)

ただ、それしか言えないくらい、秀逸だった。

 

キンプリのくだりで中居君の注意を自分に惹きつけてからの、ソロ活動のくだりで完全に自らをターゲットに仕立て上げきった。この辺りから、中居君が康二くんに視線をやっている瞬間が増えてる(気がする)。乗っかってしまえば、あとは中居パイセンがうまくやってくれる。なんてったって、中居パイセンの一番得意とする伝統芸なのだから。

 

 

 

ここで少し、その伝統芸の代表作と言っても過言ではない(?)嵐の「下克上コント」の話をするのですけれども。(突然)

 

中居君・とんねるず石橋さんがMCを務めた”うたばん”という番組に、まだ駆け出しの嵐がゲスト出演し、誕生した「下克上コント」。

 

当時全盛期だったSMAPの中居パイセンに対して、普段無口な大野君くんが呼び捨て・タメ口でdisり、つかみ合いの喧嘩(茶番)が勃発するという流れをのことを指します。本人たちが気に入って、共演する度に毎回やっていたため、中居 VS 大野 というくだりが繰り返されたあと、中居 VS 櫻井、中居 VS 相葉 ・・・という風に別メンバーで派生したりもしました。

 

 

今回の金スマを見て、Twitter等でも「嵐の下克上コントを思い出した」という投稿がいくつもあったのですが、康二くんの素晴らしいところは、その中居 VS 向井 という構図に、上手く舘様を巻き込んで、”三角関係”を作ったこと。

 

ベクトルが二者の間を行き来するだけの笑いは、パターン化しやすい。

だからこそ、これが単なる 中居 VS 向井 という構図で終わっていたら、嵐の二番煎じになっていたかもしれない。

 

それに、舘様は舘様で稀有な素材(前回のブログでいうところの"違和感")の持ち主といえども、中居君にハンさんというキャラをセットポジションから豪速球で投げられてタジタジしていたし、そもそも一人でそのキャラを広げられるタイプではない。

 

中居⇔向井、中居⇔宮舘、の単発のやり取りで終わってしまえば、SnowManというグループが爪痕を残した、というより、「なんか中居君に美味しくしてもらえてよかったね」で終わっていたかもしれない。

 

これに加えて康二くんは度々「舘様のよさをもっと引き出したい」という思いをもっていた。

 

繰り返しになりますが、乗っかればあとは中居パイセンがうまくやってくれる。なんてったって、中居パイセンの一番得意とする伝統芸なのだから。

 

でも、その出来上がっている流れに身を任せることなく、グループとして、向井康二として、意図をもって舘様を巻き込んで、結果的にオリジナルのVS構造を作り上げた。

 

そして、巻き込んだだけじゃなくてちゃんと舘様を活かしきってる。

巻き込み事故にさせない康二くんの笑いの技術と、舘様のポテンシャルの高さがあったからこそ完成された展開。

 

これは常日頃から舘様をもっと推し出したいという強い想いを抱え、日常的に舘様のバラエティ力強化訓練を行っている康二にしか仕掛けられないことだったと思います。

 

21日に更新された康二くんのすの日を読んだら、金スマのことも書かれていました。まだまだもっと上手くできたって、反省しているご様子。ほんとにすごい。

 

さらに研究の成果が披露されていくのだと思うと楽しみでなりません。

これからもよろしく頼んだぞ、舘様研究家。

 

 

結局SnowManのバランスの良さの話に帰着するって話

 

 

2回に分けて舘様と康二君くんにピントを当てて話をしてきたものの、結局思うのは、やっぱりSnowManって9人もいるのによく役割分担できたグループだなということなのです。

 

9人いて、大半がボケキャラにも関わらず、康二くんと舘様にスポットライトが集中したのは、"俺が俺が"ではなくて、グループ全体として爪痕を残すという意識が働いているからこそできるものではと思います。

 

だって普通9人もいて、大先輩MCのバラエティに出てもっと面白いこと言わなきゃというプレッシャーに晒されたら、ボケのタイミングが何人かで被ったりして変な感じになることもあり得ません?

 

ラインでいっせーのでで回答して、まともな8人対ボケ1人の構図になるのって、康二くんがボケてくれるってみんなが信じてないとできないこと、というか。

 

普段めちゃめちゃにボケまくる(さっくんとかふっかとか)メンバーも、ああいう場ではちゃんと流れを汲んで主役を譲っているのとか。

 

全員がちゃんと空気を読めているからこその、団体芸って感じがして、結果的にSnowMan最高かよ~~~~ってなるんですよねえ。

 

なんか締めが緩くなりましたが(笑)

 

では、また。